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セミナー

EHS&S研究センター セミナー2012

2012年11月20日 ベルサール八重洲
テーマ「安心して暮らせるスマート社会の実現を目指して」
基調講演「スマートシティの熱エネルギー有効利用」中尾正喜(大阪市立大学大学院教授)
「災害リスクに強いスマート会社」赤木久眞(NTTファシリティーズ総研 EHS&S 研究センター長)
「スマート社会を支える蓄電技術」荒川正泰(NTTファシリティーズ総研 上級研究員)

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未曾有の広域複合大災害をもたらした東日本大震災から1年半経過した。被災地は未だ復旧・復興の途上にあるが、社会の持続的発展を視野に入れた総合的なリスクマネジメントが今こそ求められていることに鑑み、EHS&S研究センターでは、「安心して暮らせるスマート社会の実現を目指して」をテーマに、セミナー2012を開催した。
 中尾正喜氏は、スマート社会を実現していく上で、電力のスマート化とともに熱の有効利用の視点が重要として、「スマートシティの熱エネルギー有効利用」と題し、エネルギー統計データから、都市における熱エネルギー有効利用の方策について解説するとともに、我が国の成熟した都市では、熱導管のネットワーク構築など巨額な投資を伴う対策実施は困難であり、既存のインフラや都市内に賦存する未利用エネルギーを再評価して活用法を考えることが肝要であるとして、下水道熱利用プロジェクトを紹介しつつ、今後の熱利用のスマート化の重要性について提言された。
 赤木久眞氏からは、南海トラフ巨大地震、首都直下地震など、次なる大規模災害に備えて「災害リスクに強いスマート社会」を如何に構築していくか、また荒川正泰氏からは、停電リスクを回避するための「スマート社会を支える蓄電技術」として、広く使用されているリチウムイオン電池の安全性などについて解説があった。
 約100名のご参加をいただき、盛況のうちに終了した。大変参考になった、今後ともこのような情報発信を継続してほしいとのご意見を多くいただいた。

セミナーの様子